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前回から24シーズン1を振り返っているのだが、今回は第2話だ。
第1話でジャック・バウアの上司であるウォルシュが大統領暗殺事件の鍵を握るある人物と接触するが撃たれてしまう。第2話でウォルシュはテロリストに暗殺されてしまう。ジャックにはジェイミーは信頼できると言い残して。 一方、キムが帰ってこないのでテリーが探しに行く。ある家具屋の住所とキムの友達である父親アランと合流する。キムはこれがただの遊びでないことを気づき、二人は逃げようとする。 パーマー上院議員の息子キースに重大なるスキャンダルが発生。しかも、一部のマスコミがその件をかぎつけてしまう。キースは妹のニコールをレイプした犯人を殺害したという。パーマー自身は事実を確認するも、パーマーの関係者は事件のもみ消しに奔走する。 PR |
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今回から24のシーズン1から振り返ろうと思う。海外ドラマの第1話はこれからのストーリーをどう見せていくかという重大な話であるから、お金も気合いも入っている。
大統領候補者暗殺計画。午前0時から リアルタイムに進行するため1話がちょうど1時間となっている。そして、24の特徴として、同じ時間に起きたことが別視点で語られていく。シーズン1では3つの視点だ。そして、その視点が異なることがやがては繋がって一つのドラマを造り出す。今回は全て大統領候補暗殺計画、そしてジャックへの復讐に繋がる。 まずはジャック・バウアがCTUテロ対策ユニットで働いていることが語られる。そして、大統領予備選の日にパーマ―上院議員、大統領候補が暗殺されるという情報がCTUに寄せられる。ジャックの上司が、ジャックにCTU内に裏切り者がいると語り、殺されてしまう。 裏切り者とは誰なのか。そして、一方でジャックの娘、キムが夜遊びをしていて、あるとき、突然、何者かにさらわれてしまう。キムが夜にいないことをジャックに伝える妻テリー。ジャックは暗殺阻止のためにキムのことに構っていられない。そこでテリーがキムを探しに行く。 さらに、パーマ―上院議員の息子にとあるスキャンダルが発覚する。パーマ―は家族を守れるのか。複雑な人間関係と大統領を巡る駆け引きが展開される。 |
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24で主人公のジャックの他に、かかせない人物と言えば、やはり、上級分析官のクロエ・オブライエンだろう。彼女の超一流の腕から、性格まで多くのファンを獲得している。シーズン3からずっとレギュラーで登場したのは彼女しかいない。実の娘でさえ、シーズンでは登場しないことがあった。
ジャックを献身的にサポートする。そういう意味でも、貴重な存在な彼女だが、専門分野なら優秀な人間がいる。例えば、彼女の夫であるモリスだ。恐ろしいほど暗号解読のスペシャリストで、クロエと一緒にCTUで働いていることもあった。 クロエの思ったことを口に出してしまう性格で、いつもモリスと喧嘩する。それで離婚したようだ。しかし、文句はいうがあらゆるサポートは完璧で、そういったところから仲間の信頼関係もあつい。ジャックが頼りにするわけだ。CTUが解体されたとき、FBIで臨時にサポートするが、ここのシステム構築は古いと述べていた。作った本人が目の前にいたのだが。 彼女はパソコンの前にいてこそ、最高のサポーターとなるのだが、シーズン4やシーズン5では実戦にも赴いている。彼女が武器を使うことはめったとないので貴重なシーンといえる。 |
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今回はジャック・バウアの強い味方となるパーマ―大統領についてだ。24はシリーズが長いのだが、物語的にはパーマ―上院議員暗殺という、大統領予備選の日に起きた24時間がシーズン1となる。
パーマ―はその時は上院議員だったのが、予備選の結果次第では時期、大統領候補だった。そのため、ある組織から命を狙われる。CTUはパーマ―上院議員の暗殺を阻止しようと捜査を始める。ジャック・バウア捜査官もその一人だった。 このシーズン1でジャックに命を何度も助けられて、パーマ―はジャックに多大な信頼を寄せる。これがシーズン2やシーズン3でジャックがピンチの時に、大統領が何とか助けてくれることに繋がる。 だが、その最強のカードも、シーズン5で使えなくなる。パーマ―大統領が暗殺されるのだ。こうして、ジャックの良き理解者は皆死んでいく。オードリーの父が娘をやれないといった意味はここにある。ジャックは最後の最後で恋人を見つけるのだが、それもまた悲しい別れで終わる。 |
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24のCTUには良くスパイが紛れ込んでいる。テロ対策ユニットの人材の身元調査はしっかり行われるはずなのだが、どうも簡単に上からの命令で職員を内部に入れるようだ。つまり、本当の裏切りものはもっと上に存在していて、いつも事件を裏で操っていることになる。それがわかるのがシーズン7ぐらいなのだが、ジャック・バウアは裏切り者を見つけたら逮捕して、尋問をする。
いつも切羽詰まっているので、裏切り者は弁護士が来るまで何も話さないとか、司法取引で大統領の恩赦を要求とか、大物犯罪者は捕まっても結構、裏で逃げられるようになっているのかと思うぐらいだ。ジャックは手っ取り早く情報を聞き出すために、裏切りものには容赦なく、物理的な苦痛を与えていく。 しかし、毎回、この行為は上は快く思わないようで、ジャックには尋問をさせるなと邪魔される始末。 たいていのシリーズでは、アメリカ国民の命が人質にされているため、ジャックは罪もないアメリカ国民を守るためなら手段を選ばない。 次回はジャックの強い味方となる「パーマー大統領」を紹介しよう。 |
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