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海外ドラマ『24』の魅力は、豊富なアクションシーン、息もつかせぬ物語構成、登場人物の迫真の演技など様々だが、ここでは主人公、ジャック・バウアの「決断力」について語りたい。
ジャックは迷わない。自分が正解だと思ったことは、上司や、政府関係者、大統領の命令でさえも逆らい、テロを防ぐために奔走する。それは、「CTU」捜査官として経験が生きているからだろう。一瞬の気の迷いが、自分自身や仲間を危険にさらすことを十分に熟知しているからだ。 しかし、ジャックはテロを未然に防ぐことや、家族や恋人を守るためなら、どんな手段でも使う。時には非道とも思える手段でもだ。そうした手段によって、上層部が目を付けられて、事件の捜査中なのに様々なサポートの制限を受けてしまう。それが物語をより面白くする要素となるわけだが、どんなときでも最終的にはジャックの決断が正しい。そして、はっきりと大統領にさえいいきる。大統領の判断が間違っていると。 ジャックの決断力の早さと観察力はシーズンが進むにつれて加速していく。 わずか数秒で得た新たな情報で危険を察知して、護衛対象をとっさに守るなど、やることは人間業とは思えないことも平気でやってのける。 ジャック・バウアの信念は大統領の忠誠にあるわけではなく、自分が正しいと思ったことに発揮するといっていい。彼はアメリカのために戦いながらも、そのアメリカに裏切られることもある。しかし、その正義を貫く決断力がジャックを最終的に生かすことになる。 PR |
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